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2021/12/24
美容・健康

ターンオーバーが乱れる原因は何?

ターンオーバーが乱れる原因は何?



ターンオーバー=肌の代謝サイクル

ターンオーバーとは、新しい皮膚が生まれて古い皮膚がはがれ落ちるサイクルのことです。ターンオーバーを日本語にわかりやすく置き換えると肌の新陳代謝を指します。皮膚は1枚に見えて、実は層状の構造をしています。ターンオーバーについて理解を深めるために、まずは新しい皮膚が作られる過程について説明します。

皮膚は内側から「皮下組織」「真皮」「表皮」の3つに大きく分類されます。このうちターンオーバーに関係するのは「表皮」の部分です。表皮はさらに内側から「基底層(きていそう)」「有棘層(ゆうきょくそう)」「顆粒層(かりゅうそう)」「角質層(かくしつそう)」に分類されます。角質層は、角質細胞や角層とも呼ばれます。表皮を形成するケラチノサイト(角化細胞)が基底層で作られ、皮膚は新しくなります。

基底層でケラチノサイトが作られると、前からあった古いケラチノサイトはどんどん上へ上へと押し出されて角質層に移動します。そして最後は、死化したケラチノサイトが垢となってはがれ落ちます。ケラチノサイトが基底層で生まれ、古い細胞が垢として剥がれ落ちるこの流れをターンオーバーと呼びます。


──ターンオーバーが「乱れる」って?

ターンオーバーが乱れるということは、つまり、新しい皮膚が生まれ古い皮膚がはがれ落ちる流れがうまくいかなくなることを指します。具体的には、新しい皮膚が作られたのに、古い皮膚がなかなかはがれ落ちなかったり、まだ新しい皮膚が作られていないのに古い皮膚がはがれ落ちたりすることを指します。

ターンオーバーには周期があり、20代の健康な方であれば作られた皮膚がはがれ落ちるまで約28日かかると言われています。しかし加齢によってターンオーバーにかかる日数は伸びていきます。3040代だと約45日ほどの日数が必要になります。一般にターンオーバーは28日と言われることが多いですが、実は20代と3040代ではこのようにまったく異なります。ターンオーバーの速度が低下すると、なかなか皮膚が生まれ変わらないので、シミやそばかすができやすくなります。ちなみに、新陳代謝という面ではターンオーバーは肌以外にも筋肉や赤血球でも起こっています。日数はそれぞれ異なり、筋肉は約180日、赤血球は約120日と言われています。

──ターンオーバーの乱れは色素沈着やニキビ跡の原因に

ターンオーバーが乱れると、どのような問題が起こるのでしょうか。シミやニキビ跡の原因となるメラニンも、ターンオーバーが遅くなると排出されずに、古い細胞とともに蓄積されます。これが繰り返されると、色素沈着が起こり、シミやニキビ跡の原因になります。

はがれ落ちるべき皮膚が角質層に蓄積することで、くすみの原因となります。ターンオーバーが乱れることで肌の透明感も失われます。角質層が厚い肌は光を反射しづらく、老けた印象に繋がっていきます。


肌のターンオーバーが乱れる原因

1. 生活習慣の乱れやライフスタイル

肌荒れと密接に関係のあるターンオーバーの乱れ。その要因はさまざまですが、とくに、毎日の生活習慣やライフスタイルと関連することが多く挙げられます。

  • 寝不足
  • 無理なダイエット
  • ストレス
  • 食生活の乱れ(野菜不足・脂肪分過多)
  • 疲労
  • 冷え性
  • タバコ
  • 就寝前の飲食・飲酒
  • 過量のアルコール
  • 便秘
  • 運動不足

これらの原因によって、肌のターンオーバー(肌代謝)のサイクルが乱れると、皮膚のキメが乱れたり、肌を守るバリア機能が低下して、肌荒れにつながります。

2. 外部からの肌ダメージ

外部からの肌へのダメージ(紫外線、乾燥など)も、必要な角質層を剥がしてしまい、ターンオーバーのサイクルを無理に早めてしまうことがあります。


便秘も、肌のターンオーバーに影響する?

便秘によって腸内環境が悪化すると、老廃物などの有害物質が血液中に溶け出し全身へ巡ります。肌はその有害物質を、汗や皮脂と一緒に毛穴などから体外へ排出するのに手いっぱいになり、本来の役割である肌のターンオーバー機能が低下し、肌荒れにつながります。便秘は美肌の大敵なのです。

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