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- 2021/11/28
- 美容・健康
手荒れを治したい!
手荒れ
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ひどい手荒れ:症状が出やすい人とは
多くの人を悩ませる手荒れですが、とくに手荒れのリスクが高いのは次のような人です。
〇水仕事が多い人
先にも述べたように、水仕事が多いと皮脂が流されやすいため、手荒れが起きやすくなります。手湿疹は女性に多いといわれますが、これは水仕事を行うことが多いためといわれています。そのため、手湿疹は「主婦湿疹」とも呼ばれています。たとえば台所周りの仕事では、流水によってバリア機能が低下することに加えて、洗剤などの刺激が加わることで手湿疹を引き起こします。
このほか、仕事で水に触れる機会が多い人も、手荒れや手湿疹のリスクが高いといえます。とくに理容師や美容師は、シャンプーやカラー剤など化学物質に触れる機会が多いこともあって、手荒れに悩まされる人がかなり多いといわれています。
〇手を洗う機会が多い人
医療従事者など手洗いや手指の消毒を頻繁に行う人は、手荒れや手湿疹の症状が出やすくなります。とくにアルコール消毒をすると手の必要な水分までがアルコールと一緒に蒸発してしまうため、バリア機能の低下を招きやすく、手荒れの原因となります。最近では医療従事者のみならず、一般の人も感染症予防のために手洗いや手指を消毒する機会が増えていることから、手荒れで悩む人も増えている、ともいわれています。
〇アレルギーやアトピー性皮膚炎の人
特定の化学物質やたんぱく質などがアレルゲン(アレルギーの原因物質)となり、手荒れを引きおこすことがあります。アレルギーによる手荒れは特定の物質に触れることが原因なので、症状を防ぐためには原因物質を避けて生活することが必要になります。また、アトピー性皮膚炎の人はバリア機能が低下しやすい素因を持っていることから、手荒れが悪化するリスクが高いといわれています。
〇そのほか
パソコンのキーボードを使う、ピアノを弾く、紙や段ボールを扱うなどの機械的な刺激も、手荒れの原因になります。
くり返すひどい手荒れは手湿疹かも
手や指がカサカサしたり赤くなる手荒れは、おもに外部の刺激から皮膚を守るバリア機能が低下することで起こります。とくに皮膚が乾燥する秋や冬になると、症状の現れる人が増えてきます。軽度の手荒れであれば、市販のハンドクリームを塗るなどの対処法で改善することも多いのですが、悪化するとひび割れができる、小さな水ぶくれができる、かゆみや痛みを伴う、皮がめくれるといった症状が現れたり、こうした症状を繰り返すようになります。これは「手湿疹」と呼ばれる状態で、セルフケアでは改善しにくく、皮膚科での治療が必要になります。
ひどい手荒れ:手は荒れやすい場所
お伝えしたように、手荒れや手湿疹になるのは皮膚のバリア機能が低下することが大きな原因です。皮膚のバリア機能には、外部の刺激から皮膚を守るとともに、体内の水分が過剰に出ていくことを防ぐ役割があります。ところが、何らかの原因でこのバリア機能が低下すると外部からの刺激を受けやすくなり、赤みやかさつき、ひび割れなどの症状が現れるようになります。
中でも、手はバリア機能が低下しやすい場所です。バリア機能を支える仕組みには、皮膚表面を覆う皮脂膜によるものと、角質に含まれる細胞間脂質によるものとがあります。このうち皮脂膜は、皮脂腺から分泌される皮脂などによってできています。ところが、この皮脂腺は手のひらにはありません。また、手の甲には皮脂腺があるものの、顔などに比べて少ないことがわかっています。ですから、手はもともと皮脂が少なく、皮脂膜も作られにくい場所なのです。加えて、手洗いや水仕事などによっても手の皮脂が洗い流されてしまうことから、バリア機能が低下しやすく、手荒れが起きやすい場所といえるのです。
手荒れにならないためのケア
ケアにやはり手袋は有効です。手湿疹のケアを行う上でのキーワードは“保湿”と“通気”。
肌が乾燥した状態だと、どうしても手湿疹になりやすいため、肌を潤った状態に保つことが重要になります。具体的には保湿効果の高いクリームなどをしっかりと手に塗り、その上から綿の手袋などを着用します。こうすることで、保湿を保ちつつも、綿製の手袋が適度に空気を通すため手がムレてしまうことがありません。
食器洗いなどの水仕事はもちろん、日常生活の中でよくあるのは、手を洗った後。手を洗う行為自体は衛生面から見て、非常に大切ですが、手洗い後の手はどうしても乾燥してしまう傾向にあります。こういった時に、必ず保湿クリームを塗り、綿の手袋を着用するというケアを習慣付けましょう。
また、保湿クリームを塗ってから何か手作業を行う場合には、綿の手袋の上から家庭用の手袋を着用して行うことで、保湿クリームを塗り直す手間も省けます。継続したケアが、手に潤いを与え、結果として手湿疹になりにくい体質をつくることにつながるのです。
--- ちなみに、爪も肌と同様に、美しく保ちたいという方が多い部分だと思いますが、予防やケアは必要でしょうか?
ご存知ない方も多いのですが、爪の健康状態というのは肌の健康状態に左右されます。肌が健康な状態であれば新しく生えてくる爪も健康な状態で生えてきますが、手湿疹などによって肌の健康状態が良くなければ生えてくる爪も、乾燥した割れやすいものになります。
したがって、これまで申し上げてきた手湿疹の予防やケアは、爪の予防やケアという観点から見ても有効です。