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2021/10/26
美容・健康

酒粕は美容にいい?

酒粕は美容に良い?




酒粕とは、日本酒のもろみを圧搾した後に残る、搾りカスのことです。

搾りカスって聞くと、ほとんど栄養も何も残っていない残りもの感がありますが実際はそうでもなく、たくさんの栄養素や酵母、酵素が含まれた塊です。

搾りたての酒粕にはアルコール分も810%ほど含まれています。ちなみにぼくは、はがした酒粕は必ず味見します。搾る前のもろみの状態と比べてみて、上槽の質や糖化・発酵の経過をチェックして反省するためです。それくらい、酒粕にはたくさんの情報が詰まっているのです。

日本食品標準成分表によると酒粕には水分51%、炭水化物23%、蛋白質13%、その他脂質や灰分となっており、ペプチド、アミノ酸、ビタミン類、酵母など栄養素を豊富に含んでいます。その中でも特に美容や健康から着目したいのが「食物繊維」「レジスタントプロテイン」です。

ニキビや吹き出物などの肌のトラブルは、生活リズムの乱れやストレスなど様々ありますが、便秘もその原因のひとつと言われています。便秘をすると、腸の中に溜まった便が発酵し有毒なガスを発します。その毒素が肌荒れの原因になってしまうのです。そこで、食物繊維を摂取することで便通を良くし、お肌のトラブルを予防できるというわけです。ちなみに、酒粕にはビタミンBも含まれているため肌の代謝が良くなり、肌荒れ改善を期待できます。

また、聞きなれない「レジスタントプロテイン」とはなんぞやって話ですが、レジスタントプロテインとは、体内の消化酵素で分解されにくいタンパク質で、食物繊維と同じようなはたらきをする栄養素です。一般的なアミノ酸と違って体内の消化酵素の影響を受けにくいため、そのような効果が期待されるのです。コレステロール低下の作用が認められており、健康に対する効果が注目されています。

他にも、血行増進や保湿効果など嬉しい効能を持つ酒粕は日本古来のスーパーフードなのです。






【酒粕ができる工程】

米、米麹、水を発酵させてこしたものが日本酒で、その搾りかすが酒粕です。日本酒を製造する中で、こうじ菌と酵母の微生物が働きます。こうじ菌が米のデンプンを糖化し、酵母がアルコールへと変化することをアルコール発酵と言います。発酵が終えたお酒のもととなる「もろみ」を圧搾することで、液体部分の日本酒と固体部分の搾りかすである酒粕へと分かれます。




【酒粕の種類】

◆板粕

酒のもろみを圧搾したあと、平たい状態に残った酒粕をはがして、切りそろえたものです。酒粕の中で手に入れやすいです。




◆バラ粕

酒のもろみを圧搾している時、機械からこぼれたもの、柔らかくて板状にならなかったものです。板粕と同じ品質ですが、柔らかく溶けやすいです。



◆練り粕


板粕またはバラ粕をタンクに入れて空気を抜いて押し固め、半年間ほど熟成させたものです。黄金色や茶色をしています。野菜や魚の粕漬、奈良漬け用として使用します。





酒粕の豊富な3つの栄養素と効果


酒粕には豊富な栄養素が含まれており、女性に嬉しい美容効果や健康効果が期待できる成分が含まれています。


【レジスタントプロテイン】

酒粕にはレジスタントプロテインと言う、体内の消化酵素で分解されにくいタンパク質が含まれています。レジスタントプロテインは小腸を通り過ぎながら、コレステロールなどの余分な脂質を体外へ排出し、吸収されにくい働きがあり、ダイエット効果が期待できると言われています。


【食物繊維】

酒粕には不溶性食物繊維が豊富に含まれています。不溶性食物繊維は腸内で水分を含むと数十倍にふくれ、大腸のぜん動運動を促進し、腸内の不要な老廃物と合わせて排便を促します。レジスタントプロテインとの相乗効果により、便秘改善によるダイエット効果が期待できます。


【ビタミンB群】

酒粕にはビタミンB群が豊富に含まれています。タンパク質、脂質、炭水化物の代謝を促進し、肌の再生を助け、シミの原因となるメラニン色素を抑え、保湿効果や乾燥予防にも効果があると言われています。




と、酒粕を食べるとたくさん良いことがありますね!


わたしは粕汁が大好きです!

野菜や魚などを入れて、寒くなるこの季節はとてもおいしくなります!


是非皆さんも食べて見てください!

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