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2021/10/16
美容・健康

夏と冬の紫外線の違い





冬と夏の紫外線の違い



一言で紫外線と言っても、冬と夏では違いがあります。

夏の紫外線は、日焼けのように短時間で肌にダメージを与えるという特徴があります。

そして冬の紫外線には、すぐに肌の衰えが目に見えるような影響はありません。

ただ、少しずつ少しずつダメージが蓄積していく特徴があるため、将来的に肌トラブルが現れてしまうという怖さがあります。

地上に届く紫外線には、A波とB波があります。

A波はUV-AB波はUV-Bと呼ばれており、それぞれが人の肌に与える影響に違いがあります。


冬の紫外線であるUV-Aは太陽から地表に届く紫外線のおよそ9割を占めていますが、肌を日焼けさせたりする急激な影響を与えることはありません。

ただ、UV-Aは肌にダメージを蓄積させる影響を持っているという点が要注意です。

夏に比べると紫外線が少なくなる冬でさえ、いちばん多い時期のおよそ3分の1の量のUV-Aが地表に到達しているので、注意が必要です。



冬の紫外線がもたらす肌老化



そんな冬の紫外線は、物質を透過しやすい特徴があるため、雲やガラスなどの影響を受けにくいという困った点もあります。

つまり、冬のくもった日や、室内にいる時であっても、肌が影響を受けてしまうということになるんですね。

冬の紫外線は、肌の奥にまで届いて弾力やハリを失わせることでシワなどの肌老化を引き起こす原因となります。

また、すでに肌に存在しているメラニン色素を酸化させて黒くする作用もあるため、肌の色が黒ずんだりシミが増えてしまうこともあります。



冬の紫外線対策



まず、冬であってもできれば日焼け止めを塗るようにしたいものです。

また、地面からの照り返しの紫外線にも注意が必要です。

帽子をかぶったりストールを巻いたりして、顔だけでなく首元も守るようにしましょう。

更に冬に気をつけたいのが乾燥です。

乾燥した肌は、紫外線の影響を受けやすくなっているため、シワやシミができやすい状況にあります。

保湿効果のあるクリームを顔や首に塗って、肌が乾燥しないように心がけましょう。





冬向け日焼け止めの選び方




1年中販売されている日焼け止めの中から冬にピッタリなものを選ぶには、どういった点に注目すれば良いのでしょうか。ポイントを簡単にチェックしてみましょう。



 SPF/PA値はシーンに合わせて選ぼう



日焼け止めを選ぶ際にまず注目したいのが、紫外線防御力がどのくらいあるのかを示す「SPF」や「PA」と呼ばれている値です。これらの値はシーンに合わせて選ぶのがおすすめです。

日常生活には、SPF1020/PA++で充分


デイリー使いには、SPF1020/PA++程度の日焼け止めがおすすめです。通勤・通学・買い物・子供の送迎などでは長時間紫外線を浴びることが少なく、まして冬場でもあるので、それほど強い紫外線防御力は必要ありません。もし野外での外出時間が長くなるようであれば、SPF30/PA+++程度が良いでしょう。


もちろん、SPF50/PA++++などの強い日焼け止めも使えますが、同時に肌にかかる負担も大きくなります。肌荒れなどの原因にもなりますので、あまりに強力なタイプは避けた方が無難です。



ウィンタースポーツには、入念な日焼け対策を!



スキーやスノボなどのウィンタースポーツ用には、紫外線防御力が強めの日焼け止めがおすすめです。


真っ白な雪の照り返しで眩しいゲレンデは、同時に紫外線も反射させています。空からの紫外線にゲレンデで跳ね返される紫外線が加わり、なんと受ける紫外線量は通常の約2。特に良く晴れた日には大量の紫外線が降り注ぎます。弱い日焼け止めでは肌へのダメージを防ぎきれませんので、少なくともSPF30/PA+++以上のタイプを準備しておくのがおすすめです。


ちなみにいくら冬とはいえ、身体を動かせば汗をかきやすくなります。耐水性のある「ウォータープルーフ」のものを選ぶと汗や水で流れにくく、塗り直しの手間も軽減できますよ。



 肌への負担も考慮しよう


日焼け止めは、肌に直接つけるもの。紫外線は防げても、日焼け止めクリームの影響で肌がボロボロなんてことにならないよう、肌への負担も考慮して選びましょう。

敏感肌には「紫外線吸収剤フリー」がベター


日焼け止めには、大きく分けてケミカルな「紫外線吸収剤」を使用したものと、ノンケミカルな「紫外線散乱剤」を使ったタイプの2つがあります。化粧品やフェイスクリームなどで、ニキビ・湿疹・かゆみなどが出たことがあるという方には、紫外線吸収剤を使っていない「紫外線吸収剤フリー」の日焼け止めがおすすめです。


紫外線吸収剤は化学的な作用により紫外線を吸収させ、熱エネルギーなどに変えて放出します。UVカット効果は高いものの、皮膚から水分が奪われることで乾燥したり、化学反応によって変化した物質が肌トラブルを引き起こすことがあるため、肌の弱い方にはあまりおすすめできません


紫外線散乱剤は、真っ白な酸化亜鉛や酸化チタンが配合された日焼け止めです。物理的に紫外線を散乱・反射させるので、熱放出や化学変化が起きず肌に優しい設計です。ただし散乱剤自体が白いので、肌に塗布した際に白っぽくなるものがあります。また、金属アレルギーがある場合には酸化亜鉛に反応する可能性があるため、注意しておく必要がありますよ。

保湿成分配合なら、乾燥も気にならない


気温や湿度が低い冬は、空気も乾燥しがち。皮膚の水分も奪われてしまい、かゆみやピリピリとした痛みを伴うカサカサお肌に悩まされているという方も多いのではないでしょうか?そんな方におすすめなのが、保湿成分配合の日焼け止めです。

日焼け止めに含まれる主な保湿成分には、セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなどがあります。商品に配合されていても、それほど保湿効果が実感できないと感じる方も中にはいるので、購入する際には口コミなども合わせて確認しておくと良いでしょう。

お湯や石鹸などで簡単に落とせるタイプが◎


冬用の日焼け止めなら、特にお湯や石鹸などで簡単に落とせるタイプを選ぶのがおすすめです。せっかく紫外線防御力や肌負担のバランスを考えて選んでも、日焼け止めを落とすのにクレンジングが必要だったり、ゴシゴシとこすって落とさなければいけないようなものでは本末転倒ですね。


肌に大きな負担をかけることになってしまいますので、お湯や石鹸などで簡単に落とせるものかどうかをチェックしてから購入するようにしましょう。なお「簡単に落とせる」とあっても、実際はなかなか落ちないと感じている方が多い商品も。レビューなどを見る際には、この点にも注目しておくといいですよ。



 赤ちゃんには、無添加・オーガニックがおすすめ


寒さは厳しいものの、熱中症などの危険が少ない冬の時期は、赤ちゃんを連れて出かける頻度が高くなるという方もいるでしょう。


赤ちゃんの肌は非常にデリケート。そのため先ほどの項目でもご紹介してきたように、肌への優しさが考えられた「紫外線散乱剤」使用の「石鹸で落とせる」ものであることを前提に、無添加やオーガニックなどの、できるだけ肌に負担のかからない肌に優しい日焼け止めを選ぶようにしましょう


具体的には、無香料・無着色・保存料(パラベン)フリー・アルコールフリーのものが良いですね。オーガニックに関しては、日本には明確な認定基準がないため、どういった成分が使われているのかはその都度チェックが必要です。



 好みのテクスチャーで選んでもOK


いくら紫外線を防いでくれるとはいえ、伸びが悪い・重い・ベタベタするなどの使い勝手の悪いものではストレスを感じてしまいますよね。使うシーンや肌への負担などを一通り考慮したら、あとは、自分好みの質感(テクスチャー)で選んでみても良いでしょう。


日焼け止めには、ジェル・クリーム・ミルク・パウダー・スプレーなど様々なタイプがあります。冬はどうしても乾燥しがちなるので、適度なしっとり感が欲しい方にはクリームタイプが特にぴったり。肌になじみやすいものを探しているなら、ミルクタイプもいいですね。


より軽いテクスチャーを求めるなら、パウダーやスプレーも選択肢に入るでしょう。ただしガス噴射タイプのスプレーは気化熱で温度が下がるため、ヒヤッと感が強くなります。冬は一層寒さを感じますので、気になる方はパウダータイプがおすすめです。


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