家の照明でも日焼けするのか?
曇りの日にしろ夜にしろ、薄暗くなってくると蛍光灯の
電気をつけます。
その蛍光灯の放つ光に紫外線が存在するので、
人肌が日焼けをするのかどうかです?
こんな経験はありませんか?
日の当たらない部屋にはったポスターが、長い年月の間に
色あせてしまったことや本棚の文庫本が茶色くなったりしたことがあると思います。
あれが蛍光灯の紫外線を長い時間浴びてきたことによる「日焼け」にあたるのです。
ということは、人肌も日焼けをしていることになります!
蛍光灯で日焼けをするなんて聞いたことがありません。
その理由は、蛍光灯から発せられる紫外線量は、ごく微量だからです。
最近ではLED照明が主流になって来ていますが、LEDの場合はさらに微量、いや無いに等しいと言われているので、紫外線を気にする必要はないです。
要するに、蛍光灯による紫外線に対する日焼け対策を考えるほどではないと言うことです。
そもそも紫外線に全く浴びてはいけないわけでなく、健康的な体には日光浴によってビタミンDを生成する必要があるんです。
ここを勘違いして100%紫外線をカットすると、骨粗しょう症・糖尿病・動脈硬化・自閉症・うつなどの諸症状を起こしてしまいます。
子どもの場合もクル病なども上げられます。
免疫力の低下は、さまざまな病気を引き起こすので、何でもやり過ぎには気を付けないといけませんね。
結論を言うなら紫外線対策をするなら部屋の中ではなく、外にいる時の時間で考える方が得策です。
部屋の中で微量に浴びる紫外線をカットしても知れているからです。
住んでいる地域や秋冬などの季節によって、日光浴や食事からのビタミンD生成のバランスを取ってみる必要がありますね。
たとえば日傘をさせないとか、さしてもアスファルトからの照り返しなど、どうしようもない状況を経験したことがある方に、“飲む日焼け止め”は効果を発揮してくれます。
小さなお子様がいて抱っこ紐やベビーカーを押しながらお買い物をされるママや2人目ができて上の子の手も弾きながらお出かけしないといけないママには、日傘をさせない上にUVケアクリームだけでは対策不足になるので、非常に便利ですよ。
ビタミンD生成に必要な日光照射時間に関しては、環境省や日本ビタミン学会や骨粗しょう症財団などの各機関が推奨しているのが、日光照射回数は1日1回で時間は夏期は約30分(15分から)、冬期は約1時(30分から)としています。