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2021/08/23
美容・健康

食後なぜ眠くなるの?

食後なぜ眠くなるのか


食後の急激な眠気は、糖質の取り過ぎが原因である可能性があります。通常、食べ物が体内に入ると、血液中のブドウ糖の量が増え、血糖値が上昇します。血糖値が上がると膵臓から血糖を低下させるはたらきのあるインスリンというホルモンが分泌され、通常2時間ほどで元の数値に戻ります。

ところが、極端に糖質を取り過ぎると一気に血糖値が上昇し、大量のインスリンが必要になります。この時にインスリンの分泌が追いつかないと過血糖という状況になります。この状態が続くと、ブドウ糖が脳に十分に行き渡らず、頭がぼーっとしたり、眠くなったりする症状につながるのです。




食後の強い眠気は、なぜ糖尿病の初期症状と言われるのでしょうか。まず疑われるのは、低血糖との関係です。糖質の食べ物を大量に急いで食べたとき、急に増えた血中のブドウ糖を処理しようとして、インスリンが過剰に分泌されてしまうことがあります。過剰に糖分が処理された結果、逆に糖分が足りなくなって低血糖に。脳にも栄養が行き渡らなくなるため、強い眠気に襲われます。インスリンの過剰な分泌は膵臓の負担になり、糖尿病の前兆と見られています。




膵臓は、胃の裏側にある、長さ15~20cmの細長い臓器です。右側が太く、左側が細くなったオタマジャクシのような形をしており、頭にあたる太い部分を「膵(すい)頭部」、左側の細い部分を「膵(すい)尾部」、その間を「膵(すい)体部」と呼びます。

主な役割は2つ。1つは、「膵液」という消化液を分泌することです。膵液の中には多くの消化酵素が含まれており、食べ物の消化を助けます。

もう1つは、インスリンなどのホルモンを分泌し、血糖値を一定濃度にコントロールする働きです。膵臓がダメージを受けたり、疲弊してインスリンの分泌が低下したりすると、血糖値が上昇し、糖尿病を招くことはよく知られています。


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