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- 2021/07/12
- 美容・健康
化粧品は肌のどこまで浸透しているか
化粧品は肌のどこまで浸透しているか
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じつは、化粧品の管理をおこなっている「薬事法」という法律でも、化粧品が角質層(=角層)よりも奥まで浸透するという広告は禁じられています。
ですから、どんなに効果があるように思える宣伝広告でも、よく目を凝らすとかならず、「浸透するのは角(質)層まで」とどこかに明記されているはずです。
多くの人が、このたった0.01~0.03ミリの死んだ細胞の表面をうるおわせるために、化粧水をせっせと使っている、ということになるわけですが、果たして意味があるでしょうか。
肌の最大の役割は「からだを守ること」
では、角質層のさらに奥まで届くものがあるのかといえば、特殊な医療技術を用いない限り基本ありません。
というのも、皮膚本来の機能を考えると、それはあってはならないことだからです。
わたしたちの肌は、そもそも何のために存在するのでしょうか? 肌の最大の役割は、「からだを守ること」。
異物が体内に侵入するのを防ぐ「バリア」の役割を果たしているのが、皮膚なのです。そのバリア機能のおかげで、わたしたちの細胞や血管、神経が守られています。
全身の約30パーセントの皮膚にやけどを負うと、致命的だといわれます。そして忘れがちですが、皮膚はわたしたちの臓器のひとつ。皮膚は体重の約16パーセントを占める、人体で最大の臓器です。
外の世界に直接触れる臓器ですから、さまざまな役割を持っているわけですが、おもには、①水分の喪失や透過を防ぐ、②体温を調節する、③微生物や物理化学的な刺激から生体を守る、④感覚器としての役割を果たす、の4つ。
いずれも生命を維持するために必要不可欠な機能です。
また、「からだを防御する」機能として、最表面にある角質層がもっとも重要な役割を果たしています。この角質層の厚さは平均0.02ミリしかありませんが、健全であれば同じ厚さのプラスチック膜と同じくらい、水分を通しにくい性質があります。
もし、角質層がバリア機能を失って何でもかんでも浸透させてしまうようになると、局所だけでなく全身が危険にさらされる可能性があるということです。実際に表皮を超えて異物が侵入したことで、重篤なアレルギー症状を引き起こした例も報告されています。
肉や魚の切り身を想像してみてください。肌にバリア機能がなければ、肉や魚の切り身のように塩や胡椒や醤油などの下味をすり込めるということになるでしょう。そんなことが肌に起こったら大変です。
肌は外界の異物からからだを守っています。そのバリアに対して、外からすり込んだり、押し込んでみたり、温めてみたり、ラップをしてみたりとがんばっても、バリアより奥深くに成分が届くことは、そもそもないのです。
イオン導入をした場合はバリア機能より下に浸透するのか
肌のバリア機能
ここで、肌について考えてみましょう。肌には「バリア機能」があります。これは肌の水分を逃がさず外からの刺激も入ってこないように、肌をガードする機能です。
このバリア機能によって、化粧水をただ肌に塗っただけでは浸透に限界があります。 どんな優れた美容成分でも、肌の奥まで浸透しないと効果を発揮することはできません。
![肌のバリア機能](https://www.sophia-cosme.com/info/images/ion/ion_img02.gif)
イオン導入が浸透を高める
化粧水の美容成分を確実に肌に浸透させることができるのがイオン導入です。
イオン導入では、電気の反発する力を利用して、バリア機能を突き抜け成分を届けることができます。 肌のすみずみまで届いた美容成分は、その効果を発揮することができるのです。
![バリアゾーンを突き抜けるイオン導入](https://www.sophia-cosme.com/info/images/ion/ion_img03.gif)
イオン導入のメリット
1.浸透性を高められる
イオン導入を行うと、バリアゾーンを突き抜けて、美容成分を肌の奥深くまで運ぶことができます。
スキンケアでは、成分が肌の深い部分まで浸透できるかどうかは大きなポイントになります。
肌の深部は、肌の土台を支えてハリを生み出し、新たな肌細胞を作り出している大切な部分ですから、バリアゾーンを突破し、そこへスムーズに美容成分を届けてこそ効果が期待できるのです。
2.成分を早く大量に肌に送り込める
イオン導入を行うと、美容成分を積極的に肌に送りこめるため、短時間で大量に吸収させることができます。
それに比べて、化粧水を肌に塗っただけでは、肌に塗ったら自然に浸透していくのを待つしかありません。
さらに、肌のバリア機能に阻まれるため、浸透する美容成分の量は、肌に塗った量に比べると非常にわずかです。