脂性肌について
脂性肌」は「オイリー肌」とも呼ばれ、肌の皮脂の分泌量、水分量がともに多い状態の肌質を指します。 一方、同じ「脂性肌」にも、「乾燥性脂性肌」「インナードライ」と言われる肌質も存在します。 こちらは皮脂の分泌量は多いのに、水分量が少なく乾燥している状態の肌質を指します。
脂性肌の原因
■遺伝
肌質には遺伝子が大きく関わっているとされています。脂性肌の人は、先天性の肌質としてもともと皮脂の分泌量が多い場合があります。自分の両親が皮脂分泌量の多い脂性肌の場合は、生まれつき肌質の影響を受けている可能性があります。
■季節性
脂性肌は季節の影響を受けている可能性もあります。夏は汗の分泌量が増えるので、自然と皮脂の分泌も増加します。冬の寒い時期だけ乾燥を感じやすい肌質の人がいるように、暑い時期にだけ脂性肌に傾くこともあります。
■間違ったスキンケア
間違ったスキンケアが原因で皮脂が過剰分泌され、脂性肌に傾いてしまうこともあります。自分が脂性肌だと認識している場合、皮脂をしっかりと洗い流したり、ふき取り化粧水でしっかり拭き取ったりと皮脂対策を行っている人が多いはずです。
しかし、皮脂は取りすぎが原因で過剰に分泌されることもあります。皮脂には肌を守る役割があるため、皮脂が取り除かれるとその皮脂を補うために、またさらに皮脂を分泌させる仕組みになっているのです。
その結果、本来ある皮脂よりもさらに多い量の皮脂が分泌されることになるのです。
■ホルモンバランスの乱れ
皮脂とホルモンバランスには大きな関わりがあります。ホルモンバランスが乱れると、皮脂が過剰分泌されることがあります。特にホルモンバランスの影響を受けやすいのは、思春期や生理前、更年期です。この時期に当てはまる場合は、ホルモンバランスが肌の状況に影響しているといえるでしょう。
■食生活
皮脂の分泌量は、普段の食生活の影響も受けやすいです。バランスの取れていない偏った食事を続けていると、皮脂が過剰に分泌されてしまうことがあります。中性脂肪になりやすいバターや砂糖、果物やアルコールは、皮脂の分泌に大きく関わります。
また、血糖値を上昇させる白米やパンなどの炭水化物、チョコレートやケーキなどのお菓子でも皮脂は過剰に分泌されやすくなります。食生活でオイリー肌に傾いてしまっている場合は、身体に入れるものに意識を配ってみると、それだけで皮脂の分泌量が改善されるはずです。
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